解決事例
相続放棄
子供の時に離別した実父の相続債務通知が届き、弁護士が相続放棄の手続きを遂行した事例
●背景
Aさんが子供の頃、両親が離婚し母親に育てられ、実父とは音信不通でした。突然、相続債務通知が自宅に届き、初めて実父が死亡した事と、債務があることを知りました。Aさんは、数十年も音信普通だった実父の債務を相続することは望まないので、どう対処したらよいかを知りたくて、当事務所を訪問し弁護士に相談しこの件の解決を弁護士に委任されました。
●弁護士の関わり
弁護士は、直ちに家庭裁判所に相続放棄の申立を行うと共に、債権者に債権放棄の手続き中であることを通知しました。申立後2週間あまりで申立は受理され、債権者には債務の弁済には応じられない旨弁護士が通知しました。
これにより、Aさんは実父の債務を返済する義務を免れることができました。
●弁護士の所感
Cさんのように突然相続債務通知が届けば誰もが驚くと思います。一般的に人にとってまったく予期せぬ事態が発生すると、パニックになり不安に襲われます。このような時には法的にきちんと対処することが大事です。
対応の仕方を間違えないために、弁護士に相談することも一つの選択肢です。