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コラム

遺言書を作成するメリット・デメリット

遺言書は、被相続人が亡くなった後に、自分の意思を伝えるための重要な文書です。
しかし、遺言書を作成することにはメリットとデメリットが存在します。
 
遺言書を作成することで、自分の意思を正確に伝えることができ、相続の際のトラブルを予防することもできます。
一方で、遺言書の作成には時間や費用がかかることもあります。
 
この記事では、遺言書を作成するメリットとデメリットについて解説します。
遺言書作成に関心のある方々はぜひご覧ください。
 

 

1.遺言書作成のメリット

遺言書を作成することには、多くのメリットがあります。
自分の意思を守りたい、相続トラブルを避けたい、相続人以外にも財産を残したいという方は、心身ともに元気なうちに遺言書の作成を検討してみることをおすすめします。
 

1)自分で遺産分配を決められる

遺言書を作成することで、自分の財産を自由に配分できます。
例えば、特定の相続人に特別な財産を残したい場合や、寄付する団体や慈善事業に一部の財産を寄贈したい場合でも、自由に配分できます。
 

2)相続トラブルを予防できる

遺言書があれば、遺産分割に関するトラブルを予防できます。
相続人間での争いや不公平感を生じる可能性を減らし、スムーズな相続手続きを進めることができます。
遺言書で、遺産を公平に分けるための指示を明確にすることによって、家族間の争いやトラブルを防止する役割も果たしてくれるでしょう。
 

3)相続人以外にも遺産を分けられる

遺言書では、相続人以外の人や組織に財産を分けることもできます。
例えば、親しい友人や恩師、慈善団体などに一部の財産を残すことも可能です。
遺言書で、自分の大切な人に思いを伝えることができます。
 

2.遺言書作成のデメリット

遺言書作成には、時間と労力・費用の負担、要件を満たさないと無効になるなどのデメリットが存在します。
遺言書を作成する際には、これらのデメリットを考慮し、慎重に判断する必要があります。
 

1)時間や費用がかかることがある

遺言書の作成には、時間や費用がかかることがあります。
専門家の助けを借りる場合、相談や手続きに時間と費用がかかることを覚えておきましょう。
ただし、長期的な視点で考えると、遺言書作成にかかる時間と費用は、トラブルや争いを避けるための重要な投資と言えます。
 

2)注意が必要なポイントがある

遺言書を作成する際には、法律上の要件や形式に従う必要があります。
また、遺言書の内容が曖昧だったり、不適切な指示が含まれていたりすると、遺産分割において問題が生じる可能性もあります。
 

3.遺言書作成の必要性のあるケース

遺言書作成の必要性のあるケースはさまざまです。
自分の状況をよく考え、遺言書を作成しましょう。
 

1)遺産が多い場合

遺言書を作成しておくことで、遺産の分配や相続手続きが円滑に進むだけでなく、相続人間の争いやトラブルを未然に防ぐことができます。
遺産が多い場合、相続人の中には財産の分配について異なる意見や希望が生じることがあります。
そのような場合に、遺言書があれば、被相続人の意思を明確に示すことができ、紛争を回避できるでしょう。
 
また、遺産が多い場合には相続税の問題も重要です。
相続税は遺産の価値に応じて課税されるため、遺産が多いほど、高額な相続税がかかる可能性があります。
しかし、遺言書の作成によって相続税の負担を軽減できる場合もあります。
遺言書には相続税対策の工夫を盛り込むことができるため、遺産が多い場合には遺言書の作成が特に重要です。
 

2)相続人が多い場合

相続人が多い場合、遺産分割協議が複雑になることがあります。
法定相続分では、相続人全員で遺産を分割する必要がありますが、意見の相違や利益の不均衡が生じることもあるでしょう。
また、相続人の数が多いほど、協議を進めるのに時間がかかる場合もあります。
 
遺言書を作成することで、相続人の意思を明確にでき、遺産分割の割合や方法、特定の相続人への贈与などを明示できます。
これにより、相続人間の紛争を最小限に抑えることができます。
 
また、相続人が多い場合は、遺産分割に関する法的な問題が生じることもあります。
遺産分割協議がまとまらない場合や、相続人間の争いが起きた場合には、裁判所が介入する可能性もあります。
しかし、遺言書があれば、被相続人の意思が明確に示されているため、裁判所の判断による分割が行われることは少なくなるでしょう。
 

3)相続トラブルを防ぎたい場合

遺言書を作成することで、自分の死後に残された家族や親族が争うことを防ぐことができます。
遺産分割に関する揉め事はよく耳にするものですが、遺言書を作成しておけば、遺産を希望通りに分けることができます。
 
遺言書の作成には、遺言能力が必要ですが、特に相続トラブルを防ぎたい場合には、遺言書を作成することが有効です。
相続トラブルを防ぐためには、遺言書の作成だけでなく、遺言書の内容を家族や親族に伝えることも重要です。
遺言書が存在していることを知らせ、その内容を理解してもらうことで、トラブルを未然に防ぐことができます。
 

4.まとめ

遺言書は、自分の意思を明確に伝え、相続の際のトラブルを予防するために非常に重要な文書です。
注意点を守りながら、信頼できる専門家の助けを借りることで、遺言書作成のプロセスをスムーズに進めることができます。
 
遺産相続でトラブルを発生させないためにも、相続や遺言について学び、必要がある場合には、遺言書を作成しておくことをおすすめします。

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